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2015.11.13
明治時代の「活版印刷機」
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2015110901.jpg気持ち良く寝ている猫に出会いました ❀(*´◡`*)❀
周りがガヤガヤしているのにも関わらず、全然起きません。こんにちは。工務のBです。

たまには印刷のことでも書いてみたいと思います。
先日偶然にも明治時代の「活版印刷機」を見る機会がありました。

【明治時代】木版から活版へ
日本の印刷技術は室町時代末、キリスト教伝道のため、宣教師たちが活版印刷を持ち込んだ以外は、木版が中心でした。
明治時代になると、長崎出身の本木昌造により、活版が考案され、本木は門下の平野富二とともに東京築地活版印刷所を開設、日本の印刷機製造の端緒を開きました。


2015110801.jpg
この機械は印刷機の中でも停止円筒印刷機とよばれ、国産の活版印刷機としては初期のものです。
本機による印刷は、用紙をくわえた圧胴が版盤の版面と接触して、行き行程に印刷されると圧胴は一旦停止し、圧胴が回転を停止している間に版盤は帰り行程で元の位置に戻るという方法で行われます。
この印刷機を製造した東京築地活版製造所は、日本で初めて活字を鋳造した本木昌造の後継者平野富二によって明治18年に設立され、活字や印刷機械の製造販売を行っていたようです。
(能力:30枚/分)
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