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2015.06.05
紙目について
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春は花粉と鼻炎で鼻ティッシュな営業支援のIです。こんにちは(・ω・) 
その為ティッシュを裂く機会が多いのですが、思い通りに切れないときってありますよね? 

それは「目」があるからです! 
今回はそんな紙目について 

紙(洋紙=パルプを原料とし、機械的に抄造した紙。⇔和紙◇西洋から伝わった製法によることからいう)は機械で抄かれるため、繊維の方向により「目」ができます。     
これは製造される時に原料の繊維がワイヤー上で 脱水されながら高速に進んでいき、 行方向へ引っぱられた繊維は同じ方向に並びます。         
         
その繊維が一定方向に流れている方向を『紙目』といいます。
この、紙の目による作用により紙は独特の性質を有することになります。        
紙は目に対して平行には折り曲げやすく、きれいに裂きやすい性質をもっています。 
紙を扱ううえでもっとも考慮しなければならない事です。       
         
印刷や製本する際、特に重要でほとんどの本や 雑誌は上下に対して目が平行になっているのです。 
もし逆の目の本を作ってしまうと、非常に開きにくく、読みづらい本になってしまいます。                

紙は流れ目に沿って折り曲げ易く、裂け易い。    
流れ目と直角方向には折りにくい。         

20150605.jpg
ティッシュを裂いてみました。 

引き裂いた際にキレイに裂けるのが紙の流れ目です。 
また、湿気を吸収したときは流れ目の方向には伸びにくく、直角方向に伸びやすい。

といった感じです。        
この特性によって紙の目の判断ができます。 

皆さんもティッシュを裂くとき、紙目を意識してみて下さいw 
では(´∀`)ノシ 
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