こんにちは。制作のHです。
例によって（？）帰省時に出かけた時の写真をご紹介します。
今回ご紹介するのは広島県竹原市の「町並み保存地区」です。

ご覧の通り、懐かしいとも伝統あるとも言える古い町並みがそのまま保存されています。
ただ、驚いたのはここ、観光地として建物だけをそのままにしているのではなく、
この一帯を住まいとして今なお地域の方たちが暮らしているんです。

よく見てみると、瓦が新調されていたり木枠や障子のサッシの奥に窓ガラスのサッシが設置されていたりと、
自分たちのいまの生活と伝統ある町並みを両立するために、地域の方々が努力されているのがわかりました。

それに気付いたとき、観光地に出かけても「わぁ、すごいなあ！」で終わるのではなく、
どうやってそれを維持し魅力をアピールしているか、ということにも目を向けようと感じました。
こういう見方、デザインの参考や制作用の素材を見ているときの視点に似てるなぁ、とぼんやり思います。
ときには細部に目を向けるのも大切なことですものね。

タレントの有吉弘行さんをメインに「おしい！広島県」という
観光PRプロジェクトが行われるなど、このところ観光に力を入れている広島県。
皆さんもぜひ、訪れてみてくださいね。